「合格するために勉強をしなさい」はよく聞く言葉です。
合格することも勉強の目的の一つですが、
この言い方には限界があります。

なぜなら
現在の学力より上位の志望校を目指しているA君は
この言葉で頑張ることができますが、
現在の学力より下の志望校を目指しているB君は、
1. 「合格するために勉強しなさい」と親から言われている
2. でも、このままいけば合格できそう
3. だったらそんなに頑張らなくてもよい
と考えたりするからです。

しかし、親としてはしっかり勉強をしてほしいのです。

このようなときは、
「(勉強に限らず何事も)すべきことをすべき時にしっかりやりなさい」という言い方が良いと思います。
それを自分で判断し、自分でその結果の責任も負う自覚が出てくれば、自立でき始めていると言えます。

B君のように合格圏にありながら、最後まで受験勉強をきちんとやる子もたくさん見てきましたが、
このような子は、すべきことをすべき時にしっかり出来る子たちです。

合格することも勉強の目的の一つです。
しかし、合格することが勉強の全てではありません。

「志望校に合格することは勉強の一部であって、すべてではない」という考え方は、
その場しのぎの表面的な勉強にならないためにも、大切です。