簡素化して、
公立A高校・公立B高校・公立C高校と私立D高校・私立E高校の難易度が下図のようだとします。

何年か前、ある生徒は次の図のように、
第一志望・公立A高校、第二志望・公立C高校、私立高校・私立E高校を受験する予定で、
中学校ともそのような話になっていました。

しかし、1月中旬(私立高校一般入試出願の直前)にお母さんから連絡があり、
急きょ保護者面談を行いました。

その際、お母さんは、
第一志望の公立A高校がダメだった時、第二志望の公立C高校は学力差があるので不安がある。
かといって、(次の図のように)公立A高校とあまり学力差のない公立B高校を第二志望にして、
公立が2つともダメだった場合、私立E高校は不安がある。
「何か良い方法はないでしょうか」とのご相談でしたので、私は

「愛知県の私立高校は入試日程が異なれば、最大3校受験できるので、
私立E高校とは入試日程の異なる私立D高校をもう1つ受験するのはいかがでしょうか。
(次の図のように)
私立D高校とE高校に合格して、入学一時金をD高校に支払えば、
心配なく公立A高校と公立B高校を受験できます」とお話ししました。

(補足)公立高校の出願時期は、私立高校の合格発表の後ですので、
私立高校の合否次第で、公立高校の受験校を決めることができます。

このお母さんは、面談の翌日に中学校に、私立D高校も受験したいと連絡を入れました。
そして、無事に私立D高校に合格し、公立A高校とB高校を受験しました。

当塾では、中3生の受験校選定に関する保護者面談は随時行っています。
数年分の模擬試験の追跡調査資料があり、
その中の各高校の内申最低点を面談の際にお見せすることがあります。

また、学校とは異なる受験校の提案をすることも、
学習塾の大切な役割だと考えております。

私立高校を上手に組み合わせれば、
より積極的な公立高校の受験校選定ができます。

最近では、国と県の助成金があるので、
私立高校でも家庭への経済的負担が以前より減っています。