その1

「社会は覚えるだけ」と考えている人、
あるいは周りからそう言われている人ほど、
社会が苦手な傾向があります。

社会は重要用語や人物に関するエピソードや
歴史の流れが面白いのです。

社会が得意な人はそれに耳を傾けるので、
エピソードや流れの知識が暗記することを簡単にするのですが、
社会が苦手な人はそれに耳を傾けようとせず、
言葉だけ覚えれば良いと考えているので、
エピソードや流れの知識がない分、暗記することが難しくなります。

例えば歴史の戦国時代なら、
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などの名前は入り口に過ぎず、
これらの人のエピソード・伝説が面白いのです。
教科書に載っていない人でも、耳を傾けたくなる話はたくさんあります。

「社会は覚えるだけ」という考え方が、
この科目を無味乾燥で面白味のないものにしています。

社会が好きな人は、資料集を見るのが好きだったりします。

その2

社会が苦手な人は言葉(用語や人物)だけ覚えようとする傾向があります。

例えば、「聖徳太子」という名前だけ覚えても、
テストでは「冠位十二階の制度を設けたのは誰ですか」とか、
「小野妹子を遣隋使として派遣したのは誰ですか」と問われるので、
聖徳太子と冠位十二階・小野妹子が繋がっていなければ正解できません。

もし、「参勤交代」という言葉は知っていても、
「大名が1年おきに領地と江戸を往復する制度」と聞かれて答えられなかったら、
言葉だけ覚えようとしている可能性があります。

その3

社会は似たような言葉がたくさん出てきて、混乱しがちなのですが、
社会が苦手な人はそれを整理しようとせず、放置する傾向があります。

似たような言葉を混乱させたままにせず、
整理して覚えようとするか、
社会は、それを問うている科目とも言えます。

例えば、江戸時代は
享保の改革、
寛政の改革、
天保の改革
の3つの改革があります。

これらをゴチャゴチャのままにせず、
享保の改革=徳川吉宗
寛政の改革=松平定信
天保の改革=水野忠邦
と整理して覚えようとするかどうかが初歩です。

江戸の三大改革はここからさらに、
上げ米の制・目安箱・公事方御定書・・・と派生し、
田沼意次の政治や、
フランス革命・アヘン戦争など同時代の出来事と絡めて問題が作られます。